Kodak EKTAR H35N 作例

FilmCamera

Kodak EKTAR H35Nが気になって、ちょうど北海道に旅行にいくのに合わせて購入してみました!

フィルムはFUJIFILM 400です。


前もハーフカメラを使ったことはあったんですが、その時は「1フィルム使い切るのに時間がかかる…」ということで苦手意識があったんですが、昨今のフィルムの価格高騰もあってちょっと気になり始めてました。

ハーフカメラなので、撮った写真は2コマが1枚としてデータ化されてきました。それをトリミングしたものをアップしています。

先代のH35はプラスチックレンズ、H35Nはガラスレンズに進化したということで、写りは結構しっかりとしている印象です。

パンフォーカスなのでピント面を気にしないでパシャパシャ撮れるのも嬉しいです。

FUJIFILM 400を使うのは初めてなんですが、結構いい色合いでしっかりと写ってくれるので好印象です。

データ化のせいでざらざら感がありますが、おそらくそのまま焼いたら結構綺麗に写ってるんじゃないかなと思います。

レンズの焦点距離は22mmですが、ハーフなので大体44mmくらいの画角になってちょうどいい距離感で撮ることができます。

写ルンですよりもピントが合う最短ポイントが近い気がしました。

やっぱりフィルムの緑色は深みと鮮やかさがあっていいですね。

ISO 400なので多少暗くても写ってくれるのがありがたいです。

フラッシュ内蔵型のカメラなので、屋内でも比較的使いやすいのがありがたいです。

最近デジタルの現像でもフィルムに近い鮮やかさを出せないかなぁと試行錯誤してるんですが、やっぱりフィルムの物理的なラチチュードの広さがすごいので思った通りの仕上がりにならなくて、狙い通りのプリセットが作れません。

ガラスレンズなので逆光でもコントラストの低下が少なく、多少フレアがはいったりしますが全然「味がある」で収まるレベルです。

PRO400Hだったらもっと鮮やかだったのかなと思いつつ、ちょうど売り切れてたのでまた今度試してみたいと思います。

こうみると白飛びや黒潰れがありますが、おそらくスキャンしてデータ化する際の性能限界だったのかなと思います。

普通の36枚撮りのカメラだったらちょっと遠慮していたであろう瞬間を、心理的なハードルを少し緩めてシャッターを促してくれるのがハーフカメラの良いところかなと思います(貴族の場合はそんな心理は伝わらないと思いますが)

以上、ご覧いただきありがとうございました。

フラッシュ内蔵でこれだけしっかり撮れるカメラが1万円程度で購入できるのは結構お得だと思います!

カメラの向きを水平のまま撮影すると縦長フレームになるのはご存知の通りで、この記事をスマホで読んでる方からすると画面いっぱいに1枚の写真が写っていて結構見やすかったのではないかなと思います。

気になった方はぜひカメラとフィルムをポチッと購入して、フィルムが廃れないように貢献していきましょう!

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